こんにちは。
心配だった台風も落ち着き一安心です。
本日は宿題への取り組み方について書きたいと思います。
まず、宿題・課題において大事にして欲しいのは、やっつけ仕事にして欲しくないことです。
さらに、それを着手するタイミングです。
私個人としては、期日の真ん中に取り組んでほしいです。
エビングハウスの忘却曲線より、それを狙って学習時間を確保できると良いのですが、それもなかなか大変なので^^;
期日の真ん中ですと、時間的なゆとりもでき、さらに程よく忘れいて、どこが身についていないか確認もできます。
細かいこというと、さっきの忘却曲線を利用し、ちょっと取り組んで、あとは後日というのがさらに良いのですが。
とにもかくにも、宿題をこなすタイミングでも違いが出てくることを意識できると違ってきますよ^^
( 投稿より)
こんにちは。
成学館の成澤です。
教え合うと、自分の復習にもなって理解度が増すということを聞かれたことはありませんか?
これは非常に効果的な方法で、これまで自分では理解していたつもりがそうでなかったり、
弱点を見つけるのにも良い手段です。
ただ、教え合うとなると、どうしてもペースが遅くなったり、「教える人、教えられる人」がいつも同じになってしまったりしてしまうものです。
もちろん、良い手段であることは変わらないので、時にはこういった時間も必要かと思います。
では、実際の授業でそれを応用できないか?です。
教え合うことで、なぜ良い効果が得られるかは上記の通りです。
しかし、教える場において、参考書を棒読みするような教え方では、教えてる側も得られるものが半減してしまいます。
大切なのは、自分の言葉です。
シンプルに解く方法、注意するところ等、解説には載っていないところを、自分の言葉にして解説するとよりよいのです。
ここからが、ポイントです!!
授業ノートは、自分の言葉で書けると良いです。
黒板に書く文字は、あくまで色んな人に分かるように書いているので、それらを自分なりに解釈して(間違って解釈しないよう注意です!!)、書くことが大切です。
写しているだけでは、どうしても頭よりも手が動いてしまうので、記憶に残りにくいのです。
黒板の文字をしっかり書いてくれるのは、教える側は大変うれしいですが、何よりも出来るようになってくれる方が、どの教師もうれしいと思います。
なので、授業に臨むにあたり、その辺りを意識的に変えていけると良いですね。
そして、「ありゃ?これなんて書こう?」なんてところは、自分の言葉に出来ていないところ!!
まだ本当に理解出来ていないところでもあります。
ノートを取りながら、こういったことを行うと効率的ですよね^^
( 投稿より)
こんにちは。
成学館の成澤です。
本日は暗記について書きたいと思います。
色々な場で暗記科目とそうでない科目で分類されます。
暗記科目・・・社会、英語(半分)
暗記でない科目・・・数学、理科(半分)
たしかに、暗記の要素が強いですし、面談の場などでは、私も区分けに便利なので使っています。
しかし、厳密にいえば
・暗記要素が強い科目もあるが、すべての科目が「暗記のみ」「暗記はない」という構成になっていない。
・生徒によって同じ科目も暗記になったり、そうでなかったりする。
数学という科目を例に挙げます。
数学は数字が変わってしまうと、同じ答えを示さないので暗記科目ではないという位置づけをされます。
しかし、取っ掛かりとして、文章題なんかの解法を丸暗記で解けるようになっても良いと思います。
肝心なのは、その後、それで終わりにさせないかです。
本当に理解したかの確認です。
いきなり独力で文章題を解くには、かなりのエネルギーが必要となります。
そこで、解法だけ暗記してもらい、その後その式の作りを理解するという作業に入ります。
代金=ケーキの値段×個数+箱代
から、じゃあ、代金とケーキ1個の値段、買った個数が分かってたら、箱代はどのように求められる?
という具合に発展させ、理解を深めてもらいます。
これを、文章題を苦手としている子に求めるのは、その子たちもゴールまで気力が持ちません。
なので、数学においての暗記は一つのステップが加わったと思っていただけたらと思います。
数学においてと申し上げましたが、他教科も全て突き詰めていくと、考えることが問われますし、全てが暗記でない科目となります。
考えた分だけ記憶に残りやすいのです。
学習の段階分けすると
①スタート(説明)→②暗記→③追及・応用 となります。
暗記科目といわれる科目は、①②で比較的得点しやすいため、暗記科目と呼ばれると思います。
伸び悩んでる子なんかは、いつもの学習で満足せず、もう一歩踏み込んでみると良いです。
理科の記述問題なんかでは、そこから③へ行く癖をつけると、顕著に得点に出るでしょう。
なので、詰込み型の勉強のみで終わらせている生徒は、二重の苦労だったり、定着率が悪くなったりと、時間の割に効果が得られないので、少しずつ変えていけると良いでしょう。
塾の指導科目において英語・数学のニーズが多いのも、そういったところに関係してきます。
まずは、自分自身の勉強のハードルを少し上げると、吸収がよくなりますよ!!
月並みな言葉ですが、急がば回れです!!
( 投稿より)
こんちにちは。
成学館の成澤です。
本日は、授業の聞き方について書きたいと思います。
これは、よく聞く方法ですが、あえて書きたいと思います。
生徒の授業のノート見て、余白を上手く使えている子と、そうでない子において、成績に開きがある傾向があります。
まず、余白の使い方として、
①板書以外の言葉をメモする
②疑問点を後で解決出来るようにする
というのが、2大利用法です。
綺麗な色分けや、きっちりした線を引くことによって、上のことがおろそかになっていることが、メインであり、目標になっている場合、学習効果が薄れてしまいます。
個別塾、集団塾、いずれも授業は聞くことから入ります。
なので、第一段階では、受ける側です。
そこでやってほしいのが、第二段階です。
これこそが、余白の利用です。
メモを取ることによって「ここは、僕にとって大事そうだな」「ここ少し分からないから、後で聞こう」などの考えが芽生え、それをアウトする(外に出す、ノートに書きだす)ことをします。
余白を積極的に利用できるこというのは、実はそういったことをしているのです。
究極で、ノートがメモ帳のようになっている人もいます。
そういう子は、聞きたいところのメモや、少し書いて覚えよう・・・OK覚えたという形になっています。
それもそれで一つです。残念ながら、私はウサギとカメで言ったら、亀寄りなタイプだと思うので、余白を利用して後から解決するタイプでした。
まずは授業を受けて、何かを感じられるかを大切にして授業に臨むと良いですよ!!
( 投稿より)
こんにちは。成学館の成澤です。
定期テストも終わり、個票効果も段々と薄まり始めて、
気持ちが緩みそうになりがちな今日この頃。
先日、授業内で「こんな時こそ、チャンスだ!!」という話をしました。
生徒たちが特に気持ちが緩んでるように見えたわけではありませんが、この時期は、どこかしら勉強へのハードルが下がってしまうものです。
そこで、本日は宿題について綴りたいと思います。
プロ野球の試合を学習に置き換えると定期テストという見方が一つあります。
そこで、今現在の期間は「キャンプ(練習)」といったところでしょうか。
野球でなくサッカーの代表戦なんかでも、試合後のインタビューで「今後の課題は・・・」なんて、
話されてる選手もいます。
では、みなさんにとってのキャンプであるこの時期、次への課題は何でしょうか?
次回、得点をUPさせるための手段は?
私も学生時代そんなことをしっかりやれていたかというと、至らない部分のたくさんありましたので、偉そうには言えませんが;;
塾の役目の一つとして、私は「ペースランナー」になることだと考えています。
なので、そこの課題はご心配なく!!
大切なのは、その課題をいかに高い質で取り組めるかです。
生徒にとって身近な課題とは、宿題です。
それに対し、質の高い取り組みとは、
・答えを写さない(写したら、それをしっかり吸収する)
・間違えたところは、必ず日を置いて確認する
・宿題をやっつけ仕事にしない
・採点後は、解説にも目を通し、そこで別の解法を学んだり、解説の用語で分からないものは調べる
等々。
さらには、宿題を着手するタイミングにもこだわれると良いです。
帰ってきて、すぐに机に向かい宿題を取り組むのは姿勢として感心しますが、
効果としてはどうなのでしょう?
もちろん、それ自体を真っ向から否定するのではありません、下記にこんな方法もありますので、
紹介します。
・敢えて、一日おいてやってみる。(忘れている部分をチェック出来きますよ!!)
・小分けにして、日々確認しながらやる。
という具合に、宿題一つとっても、一人ひとり少しずつ手法は違ってきます。
それは、点数の取り方、ノートなどからも、「この子は、短期集中型の子だ」「定着率で苦戦してるな」なんてことが、分かります。
まずは、「変えたいな。」と思う子は、宿題への取り組みかたから、変えてみましょう!!
たかが宿題、されど・・・ですよ!!
( 投稿より)