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「身の丈発言」
2019年10月27日(日)

こんにちは。進学指導塾・成学館の成澤です。

 

先日、文科大臣の「自分の身の丈発言」でも話題となっている来年度から実施予定の大学入試共通テスト。

リアルタイムで見てなかったのですが、ニュース番組内での、その流れを見ると、

「なるほど」というのが、感想でした。

陳謝での記者のやり取りを見ると、もともと少し語気が強く、言葉こそ丁寧ですが、少し威圧感があることが、発言をより強くさせたのかなという

感じを受けました。

 

それでも字面だけ追っても、国を担う方の発言としては騒がれる内容ですし、そこにその人の意向が垣間見えたかなと思います。

該当する多くの現在の高校2年生はもちろんのこと、来年度に受験を考えている人、(もしかしたら浪人などで)関わるかもしれない高校3年生の子たちには、

残念に映ったのではないでしょうか。


コラム・社説を書く宿題
2019年10月20日(日)

こんにちは。進学指導塾・成学館の成澤です。

 

小学校、中学校の宿題で、「新聞のコラム、社説」の感想を書いてくるという宿題を何度か出されたのを記憶しております。

特に最近、メディアの教育ニュースを拝読しております。

 

そんなとき、この年になってふと感じたのが、当時の宿題の大切さです。

当時、感想を書く宿題に手を抜いていたわけではないのですが、「自分の言っていることが、正しいのか?そもそも自分の感想文は何を言いたいのだろう?」

と、自分自身に疑問を感じながらやっておりました。

 

文の堅さもあることながら、そもそも社会の仕組みが分かっていない状態で読んでも何も入ってこない。

 

思想・考え方の多様化や、既得権益とか色々あり、教育の場におろしてくるのが大変なのかもしれないけど、何かしら考える軸を持って、

そこから取捨選択できる子供を育てるのが、より良い社会に繋がる一策だと思いました。

 

もちろん、考え方が国家単位で1つの枠にはまってしまうような教育では未来の展望が開けないのですが、考える土台を作る教育は必要だなと感じております。


ひっさんの線に定規②
2019年10月18日(金)

少し長くなりそうなのと、少しでも読んでいる方がみえるのでしたら、考えて欲しいために別日に記載しました。

僕が考えたのは、

 

必要になった理由(考察)

①ごく一部生徒において、定規で書くことを指示しなくてはならないほど、しっかり書けていない。

(全体的な指示として指示を出して、間接的に注意を促す)

②分数というのは、分母と分子で構成されており、下にある数字(分母)と上にある数字(分子)の位置によって意味が変わるということを教えたかった

(帯分数もふくめ)

③(②の延長線上で)演算に対しての注意喚起

 

③においては少し苦しいですね。理由を出すのもしんどくなってきました。

そこで、「分数 定規」というワードで検索したところ、思った以上にこういう事例があるんだと再認識。

古いウェブページだと2007年のものなどもあり、10年以上疑問符がつけられているようです。

 

ただ、「それら意見に同調するために検索したんじゃない!!新たな視点、考え方が欲しいんです。」

 

ということで、肯定的、そうなった経緯となりうる意見のみに注目してみました。

前向きな意見のおよそが①~③で、それ以外のものとして、

 

・正確性や几帳面さを重視す算盤や簿記のセンスと感じた(Twitterより)

・「丁寧な指導」評価をする指導主事がいる(Twitterより)

・定規を使って成績が上がった学校があるという理由で、自分の指導でも(ブログより)

 

意見の賛否というよりも、「そう来たか」というのが感想です。

鵜呑みにせず、あくまで参考という形ですが、拝見させていただきました。


ひっ算の線に定規
2019年10月16日(水)

こんにちは。進学指導塾・成学館の成澤です。

少し前の記事ですが、算数の授業にて「筆算に線を引かなくてはならない」という記事を目にしました。

本日は「筆算の線に定規」を引く指導について考えたいと思います。

 

似たようなことで、実際に僕の生徒でも、分数の横線(括線)を定規で引かなければならないと指示されたという生徒もいました。

これらに対して多くの人が「えっ!?」という疑問を抱くのではないかと思います。

僕もその一人でした。

 

これに関して、少し視点を変えて考えたいと思います。

この指導の表面上の是非ではなく、その根底に着目し、結果必要性があるかを考えてみたいと思います。

まず、それを考える論題として、

 

 

「なぜ、そのような指導に至ったのでしょうか?」

 

ということです。

答えはありません。というより、その指導の現場にいたわけではないので、考えられる可能性を抽出して、問題の本質を考えることが大切なのかなと思います。


試験中のトイレによ退席減点廃止
2019年10月13日(日)

台風一過。こちらの地域ではとりわけ大きな被害はなかったものの、他地域では被害が大きかった地域も沢山あり、心よりお見舞い申し上げます。

そして、一日でも早い復旧を願っております。

 

さて、表題の通り、滋賀県の公立高校にて、定期テスト中にトイレのため退席をした生徒が、点数を1割減するというルールを

設けていたという学校がありました。

ただし、外部による指摘でそのルールを廃止という記事を見ました。

 

記事には、外部という記載のみなので、是非の判断が難しいというのが本当のところです。

綺麗事だけで、片付けるのならこの流れが妥当ですが、何割くらいの生徒が離席し、体調不良を起こしやすい環境下にないかなどの

見解も必要なのではないかなと感じました。

 

体調不良を起こしている生徒にテストを受けさせ、点数に反映してしまうというのは、時代錯誤かなと感じますが、

そもそもなぜそんなルールをつくらないといけなかったのかという背景も見なくてはならないかなと思いました。



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