論説文2題に関しては、Aグループより少し大変だなとを感じました。
大問1の辞書 大問3の建築ともに言葉からのイメージする力が求められたかなと思います。
大問1では、「読者が編集者よりずっと楽観的」という表現をかみ砕けるかどうかで、その後の読みやすさが変わってくるのかなと感じました。
大問3は(注)に記載があるものの普段耳にしないカタカナが沢山並んでいて、難しく感じたんじゃないでしょうか。こちらに関しては、オペレーティングシステムやジョイントなど、中学生で知っているかどうか微妙なラインの語を押さえらえているかで読みやすさが、かなり違ってくるかなと思います。
月並みなアドバイスですが、そういった語に疑問を持ったり、本文の読解が地に足のついていない場合、練習段階で立ち止まってきたかが問われてかなと思います。
古文に関しては、明るい、闇いを物理的な明るさ→先が見えているみたいな語句の想像が出来る力があれば、語彙不足は補える内容になっていたかなと思います。こちらは、語彙とはまた違った言葉の力が求められています。
現代語との比較をして、そこでの気付きみたいなものがポイントとなりました。
【来年度の受験生へ】
今回も「参考文」という少し新しい出題がされ、問題傾向は毎年少しずつ変化をしていますが、「じっくり読めているか」「答えを本文から探せるか」などの基本的な問われ方は変わりません。
勉学全般に言えるのですが、特に国語は日頃の勉強で真摯に向き合えるかがポイントになってきます。
解答に関係のない部分でも、気になったらしっかり立ち止まるなど、そういった積み重ねを本番でも求められます。
まだ、時間に余裕がありますが、しっかり立ち止まれるのは、このような時期のみかなと思います。語彙などに不安が残る人は、学校の課題からでも国語の向き合い方を変えてみましょう!!