論説、小説ともに生きる哲学のようなものがあって、個人的には読んでて楽しいし、読みやすいと感じましたが、得手不得手が分かれる内容だったかと思います。
文章は共感できると入ってきやすいのかなと思うので、自分の中の価値観みたいなものを広げていくのも大切だなと感じました。
テクニック的な部分でいうと、接続語は定番の出題方法で前後をしっかり読むことだったり、要約は文の流れを崩さず系列をしっかりとらえること。
結論が先にきてる部分も少しの語を補って、自然な形に直せたり、優先順位の低い語を削りスマートにできるかが大切だと感じました。
語彙は原点に返って、不明な語をしっかりと意味の確認をし、その意味がそこで使われているのに納得できるか。その作業などをしっかりやっている人は取りやすかったのではないかと思います。
古典は登場人物の様子が分かりやすく、深い思考というより、文と場面との想像がしっかりできていれば取りやすかったのではないか思います。
全体でいうと例年通り、もしくは少し取れるかなぁくらいの同難易度と感じております。
【来年度の受験生へ】
上にも記載しましたが、文を理解する上で必須なのはわからない語を調べて使ってみるところにあると思います。
日頃の会話が大変を占める言葉に、どんな気持ちで向き合っているのかが非常に大切です。
伝えること、理解すること、まとめること。これらの日常の作業が自分の力になって返ってきます。
自分は、国語に向けて何をしたらよいか考える機会に是非してみてください。