
先日、「推薦入試で落ちたら、一般入試も同じ学校を受けなければならない」——そんな進路指導を受けたという話を、ある保護者から聞いた。
「え?そんなルールあったっけ?」と違和感を覚え、教育委員会に確認してもらったところ、そんな決まりは一切なかった。
ただ、こうは言われた。
「推薦入試は、その学校に強い志望があって推薦してもらう制度。だから、推薦で落ちたからといって志望校を変えるのは、筋が通らない。もし変更するなら、推薦そのものを軽く扱っていたのではと見られるおそれもある。」
この考え方には一理ある。たしかに推薦というのは「この学校に行きたい」という強い意志の表明でもある。
でも、それは「ルール」ではなく「道理」の話だ。
であれば、生徒にも保護者にも、正しくそう伝えるべきだろう。
「ルールだから」とウソをついて思考を止めさせるのではなく、
「こういう考え方がある。でも最終的には自分で考えて選んでいい」と伝えるのが、
教育ではないか。
正義とは何か。
それは、ルールを振りかざすことではなく、誠実に真実を伝えること。
進路指導でも同じだと思う。(※もちろん、先生の勘違いがあったのかもしれないですが)
是非とも、悔いの残らない受験をしてほしいと思う。
進路で悩んでいる生徒様がいましたら、お気軽にお声かけください。